HSLの新ゾーン分けによるきっぷの変化

2019/05/06 11:06

2018年4月27日からHSL(ヘルシンキ交通局)が運営エリアのゾーンを刷新し、それに伴いきっぷの料金も変更になりました。

ヘルシンキの公共交通機関とHSLアプリの記事もご覧ください。

以前はきっぷ料金がヘルシンキ、エスポー、ヴァンターなど、市によって分けられていましたが、今回の変更で、ヘルシンキ中央駅を基点に同心円を描くようにゾーン分けがされました。 図の地図上の点線が、市の境界線で旧ゾーン、青と薄い青で区切られているのが新ゾーンでABCDと名前が付けられました。

きっぷの種類は右の図の通りです。Aだけのきっぷがなく、ヘルシンキの中心街だけで日常生活には事足りる人からは不満の声も上がっています。HSLの発表ではAだけの利用者が少ないため、Aの単一きっぷはないとのこと。

きっぷ料金は、1回券と1ヶ月の定期券で値上げ、一日乗車券は値下げになっています。

その他の大きな変更は、定期券保持者が定期券のゾーン外に行く場合に追加ゾーンチケットを購入できることになったことです。

これまではヘルシンキ市内の定期券があろうと、例えばヘルシンキから空港のあるヴァンター市に行く場合はRegionalチケットというヘルシンキ、エスポー、ヴァンターの3市に渡って移動する用のきっぷが必要でした。

すでに定期券で支払っているエリアの分まで、二重で払わなくてはならないのはおかしいと筆者もずっと思っていたので解決してよかったです。

HSLではゾーンのきっぷを購入すると、ゾーン内のメトロ、電車、バス、トラムが有効時間内で乗り放題です。有効時間内に乗車していれば、下車までに切れてしまっても問題ありません。

HSLは他に、シェアサイクルとシェアスクーターのサービスも行なっています。 シェアスクーターは今年から試験的にヘルシンキ市内のVuosaariのみで導入されています。

シェアサイクルについてはヘルシンキのシェア自転車サービスの記事もご覧ください。

写真はwww.hsl.fiより