伝説のスナイパー、シモ・ヘイヘ博物館

2018/04/05 14:30

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Simo Häyhä(シモ・ヘイヘ)というスナイパーを知っていますか?

1939年〜1940年のソ連がフィンランドに進撃した冬戦争でスナイパーとして活躍し、フィンランドの独立を守り抜くことに大きく貢献した人物です。

持って生まれた才能と鍛錬により、その腕前は文字通り百発百中。
狙撃の際には確実に討ち取っていたのだそうです。

ロシアとの国境付近に、ヘイヘや彼と共にコッラーという場所で戦った兵士達を忘れないために建てられた博物館があります。
場所はRautjärvi(ラウトヤルヴィ)にあるMiettilä(ミエッティラ)の兵舎の保護地区。


館名:Kollaa- ja Simo Häyhä museo(コッラーとシモ・ヘイヘ博物館)
住所:Kuntalanraitti 32, 56710 Miettilä
HP:http://www.rautjarvi.fi/fi/(フィンランド語)


■ 2018年夏の営業について:
・6月5日(火)〜8月12日(日)の毎週火〜日、10時〜16時
・6月22日(金)〜24日(日)は夏至祭のため閉館

■ イベント:
・6月30日(土) Miettilä Kollaus 10時〜16時
・8月12日(日) Päivä museotiellä 11時〜16時

■ 入館料:2.5ユーロ/人
グループ向けガイドツアー:2.5ユーロ/人+50ユーロ

ガイドは毎週日曜に必ず、日曜以外にも不定期でいます。
3月〜5月と9月〜2月にもグループ向けガイドツアーを開催しています。


※博物館からほど近いロシアとの国境ゾーンにはフェンスもありませんが、ちゃんと監視カメラもついており国境警備がされています。国境ゾーンへの立ち入りは国境警備隊の許可が必要ですので、許可を得ていない場合は絶対に越えないようにしてくださいね。
−博物館のHPより−

1983年に兵舎エリアの病院が復興。その年の11月9日に病院の二階にコッラー調査委員会が発足しました。

現在博物館の二階には冬戦争時のコッラーでの戦いに関する展示があります。最初の部屋はコッラーでの戦いの人物史、二つ目の部屋は戦いにおける歴史の展示です。展示内容は写真、物、服や身に付けるもの、戦没者や戦いの状況説明のボード等。人物史では、白い死と呼ばれた有名なスナイパー、シモ・ヘイヘのコーナーもあります。

博物館ではこれまでに固定の展示のほか特別展示も行われてきました。

一階の部屋にはMiettiläの学校、郵便局、人物の歴史や兵舎エリアの歴史の展示があります。注目の展示は陸軍少将Arno Astola(アルノ・アストラ)による1881年〜1883年の兵舎エリアのミニチュアです。

もう一つの部屋は1930年〜1940年代の家の必需品で装飾しています。この部屋では親世代や祖父母世代の方が幼少期にタイムスリップでき、現代との違いを比較できます。

1988年には病院前の国旗掲揚用の筒の両側に冬戦争時の大砲が設置されました。